2分の1成人式・十三参りとは?
2分の1成人式とは、成人式を迎える20歳の半分
つまり10歳を迎えた子どもたちのための節目のお祝いです。
いつの時期にするのか?
日本記念日協会に登録されている「2分の1成人式」は毎年2月1日。
「十歳(ととせ)の祝い」というのがあって毎年3月7日です。
登録日に行うというよりは、4年生の学年行事として、
または誕生日に合わせて祝われることが多いようです。
これまで小学生のイベントは入学と卒業の2回のみでした。
しかし2分の1成人式を入れれば、入学・七五三から3年・卒業まで3年
というちょうどいいタイミングで記念撮影の機会を設けられます。
当スタジオでは、肩上げを外した大人びた着物を手結びにてお支度します。
3才ー7才ー10才と、どんどん紐が多くなり少し苦しいのですがお嬢さんには
『大人になった証だね、少し我慢してね。そのうち紐が緩んでくるからね。』とお伝えしています。
記念のプレゼントは?
プレゼントするならどんな物があるのか調べてみると
時間の管理をしっかりできるように腕時計をプレゼントや
酒造会社さんが10年後、お酒を飲める年齢になったとき開けるための長期熟成酒や、
他には最大10年後までの配達日を指定できる「タイムカプセル郵便」を
利用した未来の家族への手紙など、10年後が楽しみになるようなプレゼントも良いものです。
十三参りって?
京都発祥のしきたりですが、今では他の地域でも多くお参りに行かれます。
本格的な十三参りでは毛筆でしたためた漢字一文字をお供えし、ご祈祷を受けます。
しかし、本格的なご祈祷を受けずとも、お寺や神社にお参りに行くだけでも問題はありません。
どんな漢字を選ぶのか?
お子さまの好きなものや将来の目標とするものを選んだり、自分の名前から取るのもおすすめです。
また、参拝の帰り道では振り返ってはいけないという言い伝えもあります。
十三参りの発祥である法輪寺では、本堂を出てから渡月橋を渡り終えるまで、
振り返らず歩かなければいけない決まりがあるんです。
子供だったら”ダメ”って事したくなっちゃうけど、”それを我慢できると大人になった証だね。”
となる訳なんです。
その他に、十三参りで頂いた智恵を、振り返ることにより返さなければならなくなるからです。
いろんなしきたりや意味合いがありますが、お子さんが大人になってしまうまでの行事を
一緒に楽しみながら準備していくのは、とても思い出深いものになりますよね。
その思い出をいつでも思い出せるようにとお写真があるんです。
是非、家族ヒストリーを壁に飾ってみてください!