七五三日本髪 日本髪の名称
こんにちは。宝塚市のフォトスタジオ、スタジオオレンジ・モンテシートです。
今、七五三撮影で日本髪をされる方が多くいらっしゃいます!
本日は日本髪に更に詳しくなれる基本的な知識をご紹介。
実はこちらの日本髪。呼んではいますが、
本来の「日本髪」は今ではほとんど使われていない道具を使って結うもの。
今結われている日本髪は細かく言うと、現代風の手順で結われる「新日本髪」というものなんです。
ただ、本来の日本髪は、結う作業にも「新日本髪」より長い時間が掛かるのと、
油で髪の毛をがちがちに固めるため、外す作業が非常に大変なものだったとのこと。
なので、美容院や写真館でする「新日本髪」の方が、お子様にとっては大変楽なのですよ。
そして、「日本髪」でも「新日本髪」でも、目指す形は同じなのです。
お子様のお顔立ちに合わせて、トップの「髷(まげ)」と
サイドのふくらみ「鬢(びん)」を微調節。
それぞれの大きさを均一にするときもあれば、
面長なお子様には鬢を少し大きめにするなど、
お子様によって微妙に仕上りが変わっていきます。
ちなみに、後ろの襟足部分を「つと」。
主に関西(京都)では「つと」と呼んでいますが、
関東では「たぼ」とも呼ばれているそうです。
また、日本髪にも「江戸風」と「京風」があるんです。
鬢に丸みがなく、つとがたるんでいるのが江戸風。
鬢が丸みを帯びていて、つとをひっつめているのが京風です。
京風は、おすべらかし(お雛様のあの髪型ですね)が原型と言われていて、
こうやって見てみると…モンテシートの日本髪は、京風です!
こんな風に日本髪を知るのも楽しいですね◎