1歳になったらやる”一生餅”とは！
こんにちは。宝塚市の写真館、スタジオオレンジ・モンテシートの寺口です。
まるで夏真っ盛りのような気候の宝塚市。カルフォルニアの街をイメージしたモンテシートは、よくここってカフェですか？美容院ですか？と間違って入ってこられるくらい、夏の青空が似合うフォトスタジオ。梅雨が始まったらしばらく見れない青空を今のうちに楽しんでおきます。
皆さまは、自分の赤ちゃんの頃の写真って見たことありますか？
寺口は、祖父と父がカメラが好きで、写真がたくさんありました。一番印象に残ってるのは、ロウソクを立てたケーキの前で撮った写真。フィルムなので、ロウソクの光で暖かみのある色味の写真なんですが、下からのロウソクの光に顔が照らされた満面の笑みがめっちゃホラー、怖いんです。。。笑。
でもそんな写真でも、大きくなって見返したら、写真を撮ってくれたこと、写真を残していてくれたことが、すごく嬉しかったのを覚えています。
昔はおうちでスナップを撮るくらいだったお誕生日撮影も、今はとっても盛んですね。モンテシートもほぼ毎日、お誕生日を迎えるお子様が写真撮影にお越し下さいます。20~50代・お子様がいらっしゃるパパ・ママ384名に「お子様が生まれた時に、どんな行事を実際にお祝いしましたか？」とアンケート調査したデータ、一番はお宮参りや初節句、お食い初めなどなど、お子様がいらっしゃる方は一度は耳にしたことがある行事が並びます。
そして4位に「一升餅」が！
ランキングで見るとかなりメジャーな一升餅ですが、名前は知っていてもよくわからない…という方も多いはず。
”一升のお米”とお子様の”一生”をかけ、「一生食べ物に困らないように」「これからも健やかに成長しますように」という願いが込められた1歳のイベント。かつては、1歳の前から早くから歩き始めると、家から離れてしまうのでよくない（親元を離れてほしくない、家柄を継いでほしい…といった理由ですね）ともいわれ、お餅を背負わせて座らせたり、転ばせたりするんですね。
一升餅の一升は、お餅になるので、その重さ、約2kg！
撮影では、重たいお餅を背負ってもらうので一番最後に。もしかしたら撮影で一番盛り上がるかも！お子様にとっては、写真を撮りながら楽しく遊んでいる最中、突然重たい餅を背負わされてビックリだと思いますが。笑
全てはお子様にすくすくと育ってほしいと願う親心からなんですね。
自分のお名前入りのお餅を嬉しそうに触るSちゃん。果たして結果は。
すごい！お餅を背負ったまま、立ちかけて…
すってんころりん。こんな姿もかわいらしすぎますね。こうして、親が自分の為にしてくれたことが写真に残っていたら、とっても嬉しいですし幸せなことですね。
Sちゃんは無事転びましたが、その反応はお子様によって様々。以前一升餅を持ってくてくださった双子ちゃんは。
おひとりは転んで大泣き。
もうひとりは上手にハイハイ！こうして、双子ちゃんでも結果がぜんぜん違うんですよね。
一升餅は立っても、座っても、転んでも、ハイハイしても、良い意味で解釈できます。泣いてしまってもオッケー。最近は特注のお名前入りの一升餅があったり、風呂敷ではなく可愛い名前入りリュックに入れて餅を背負うのも人気だとか。こうした行事は将来、お子様にとってもかけがえのないものになりますが、親御さんにとっても、こんなに小さかったなと懐かしい気持ちになったり、あの時はこうだったなと思い出して元気が出たりすると思います。
もうすぐ1歳になるお子様がいらっしゃるご家庭は、ぜひご参考になさってくださいね！
