へぇ〜！知ってるようで知らない「端午の節句」最新トレンド

2025.03.03

5月5日は「端午の節句」、男の子の健やかな成長を願う日。
昔ながらの風習がある一方で、最近はちょっと新しい楽しみ方も増えているんです！
今日は、端午の節句の由来から最近のトレンドまで、気になる話題をたっぷりご紹介します！

へぇ〜！端午の節句の豆知識

端午の節句はもともと中国発祥で、邪気を払う日とされていました。
日本に伝わったのは奈良時代ごろで、当時は「菖蒲（しょうぶ）」という薬草を使って厄払いをしていたんです。
この「菖蒲」が「尚武（しょうぶ）」（武を尊ぶ）と音が似ていることから、武家社会では男の子の成長を願う行事に発展。これが今の端午の節句につながっています。

端午の節句のお菓子といえば？

端午の節句といえば、「柏餅（かしわもち）」と「ちまき」が定番ですね。
どちらも見た目に特徴があり、「何となく毎年食べてるけど、由来までは知らないかも…？」という人も多いはず。

＜柏餅（かしわもち）〜家系が続く縁起物〜＞

柏餅は日本発祥の端午の節句スイーツ！
モチモチのお餅にあんこが入っていて、柏の葉で包まれているのが特徴ですね。
でも、「柏の葉って食べないよね？」と疑問に思ったことはありませんか？
実はこの葉っぱがめちゃくちゃ重要なんです！
【柏餅の由来】
昔から「柏の木は、新しい芽が出るまで古い葉が落ちない」ことから、
「家系が途切れない」＝「子孫繁栄」の象徴とされてきました。
そのため、男の子の健やかな成長を願う端午の節句にはピッタリのお菓子なんですね♪

ちなみに関東ではこしあん派が多く、関西ではみそあん派も人気！地域によってちょっと違うのも面白いですね。

＜ちまき〜厄除けの願いが込められたお菓子〜＞

ちまきは、もち米を笹の葉で包んで蒸したお菓子。
中国から伝わったもので、日本では関西を中心に端午の節句の定番となっています。

「柏餅は食べたことあるけど、ちまきはあんまり食べないかも…？」という人もいるかもしれませんね。
でも、ちまきには「魔除け」の意味があるんですよ！
【ちまきの由来】
今から2000年以上前、中国に屈原（くつげん）という詩人がいました。
彼は国を思うあまり川に身を投げてしまったのですが、彼を慕う人々が「魚に食べられないように」と笹の葉に包んだもち米を川に投げ入れたことが、ちまきの起源だと言われています。

そこから、「ちまきを食べることで厄除けができる」と考えられるようになり、日本でも端午の節句にちまきを食べる習慣が広まりました。

ちなみに、ちまきの中身は地方によって違い、関西では甘くないもち米タイプ、九州ではあんこ入りなどのバリエーションがあるんですよ！

結局どっちを食べるべき？

「柏餅」と「ちまき」、どっちも美味しそうだけど、どっちを食べたらいいの？という人もいるかもしれませんね。
どちらも昔からの大切な意味があるので、「両方食べちゃう！」のが最強かも（笑）。

最近の端午の節句事情！調査で見えた新しいカタチ

近年では、昔ながらのスタイルにこだわらず、それぞれの家庭で自由にお祝いする傾向が強まっています。
ある調査では、「こいのぼりを飾る家庭は年々減少」している一方で、「室内用のコンパクトな飾りやインテリアこいのぼりが人気」との結果も。マンション暮らしの家庭が増えた影響もあり、大きなこいのぼりを揚げるよりも、インテリアに溶け込むデザインが選ばれているようです。

また、SNSの影響で「フォトジェニックな端午の節句」が注目されていて、スタジオ撮影やおしゃれな兜（かぶと）と一緒に記念写真を撮る家庭も増えているとか。

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