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未来を見つめる終活撮影

こんにちは。宝塚市の写真館、スタジオオレンジ・モンテシートの寺口です。

スタジオオレンジの店内には、素敵な写真がたくさんあります。
ウェブサイト、リーフレット、スタジオの壁に飾られた家族写真…
どれも実際にお越し頂いたお客様のお写真です。

宝塚市 終活

そのお写真を見て問い合わせが多いのが「終活」。
未来の自分を見つめ、遺言状を書いたり、遺影写真を撮影したり、
エンディングノートを書いたり…と、様々な準備をする事ですね。
今やほんとうに世間にも浸透しつつあるなと思います。
まだまだ若輩者の寺口には縁遠いもの…ですが、終活を身近に感じる瞬間がありまして。

宝塚市 終活 祖母

寺口の祖母は、施設で車椅子で生活をしています。
歩く事ができない以外は、ほぼ健康体ですけども、人の顔や、昨日の出来事、朝食べた食事なんかも、徐々にわからなくなりつつあり。
どんどん出来る事が限られていってしまうんですよね。

そばにいる自分に何かできる事は?と考えて、そんな中思いついたのはやっぱり「写真を撮る事」でした。
ただ、遠方にいること、車イスでしたので、施設から外出許可を貰い、施設のすぐそばの公園で撮りました。
それから約2年。
会いに行くと、私の顔はすぐ思い出せないけれど、何も心配がいらないくらい元気です。笑
遺影写真は前撮りすると元気に過ごせるって本当かなーと思い、今年もそろそろ会いに行って、新しく写真を撮ってあげようかな、と思っています。
そうやって会いに行くと、きっと少しの間しか覚えてないでしょうけど、喜んでくれると思います。
ご家族で終活を手伝ったり、ご自身で人生のエンディングに備えて準備する事は
「自分の為」でもありますし、残していく事になる「家族の為」でもあるんですよね。
そう思うと、悲しい事でも面倒な事でもなく、
前向きな気持ちで終活を進めていける気がしますね。

終活 バナー

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